※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【目指せ】キャプテン松山15【SSP】


[851]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/10/23(金) 17:19:43 ID:???

人里への道のり・夕方編 →  クラブ8
7〜10→ 何事もなく人里へ



松山「(もうすぐ夜か……レミリアさんが本気なら、動く時間だよな……)」

夜に沈む獣道を歩きながら、松山は、決勝戦後でのレミリアのポブルセン確殺宣言を思い出した。
鮮明に記憶してるそれと違い、おぼろげにだが、惨劇を回避してくれると約束してくれた誰かがいたことも思い出す。
そしてもう一つ。……その誰かに求められた代価として、地底に行くことで霊夢を説得をせねばならないことも。

松山「(ここで都合良く、その件の関係者に会えるなんてことはないか……あっ)」

人里の明かりを見えてきた。無事に辿り着けたようだ。
アクシデント発生を危惧してシャンハイに同行を指示したが、極めて順調に平和に人里に到着しただけで僥倖だろう。

松山「にしても悪路だなぁ。……露出多い服だと切り傷とか沢山できるんじゃないか?」

松山は長袖着用してるが、ここに来るまでにも、小枝が頬を掠めたりして僅かに血が滲んだりしている。
例え昼間でも見通しが悪い道。夕暮れの時間ではどうしても全て回避することはできず、今の服装に素直に感謝した。

松山「絆創膏なんて売ってないかなあ。そういえば前、鈴仙さんが薬売りに来てたけど……」

他にも有事の際に備えて、もし会えれば薬の買うか置き薬を頼みたいところではあるが、期待感は薄い。
ぺっ、と頬の擦り傷に唾を塗りつけるなりして、松山は人里に入った。
もうすぐ夜とあって、里の中でも薄暗くて、人通りも少なくなっていた。おそらくどの店も閉店が近い筈だ。

松山「急がないとな。どこから回ろう?」



0ch BBS 2007-01-24