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【目指せ】キャプテン松山15【SSP】
[988]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/10/28(水) 16:48:33 ID:???
D 「もょもと」
フライハイト「フ……」
ぼやいた声は、告げようとした本名の頭なのか、抗議しようと悪魔の名を出そうとしたのか
単に疲れてうめいただけかもしれない。フライハイトはちょっと捨て鉢気味に用意された名前候補の一つを選んだ。
フライハイト「僕は……えぇっと(発音できないぞこれ!) ペンか鉛筆ありますか?」
リンダ「……? ペンもメモも持ってるけど、一体どうしたの?」
使い込まれた筆記具を渡すリンダの視線は、また半疑的になりつつあった。
直面してるだけに伝わらないわけないが、フライハイトはサッカー技術並の華麗なスルー決めて名前を書き込む。
リンダに渡して見せると……案の定、されて当然の質問が返ってきた。
リンダ「もよ……? 変な名前ね。なんて読むの?」
フライハイト「それは……僕にもわからない」
発音の仕方がわからないのだ。読み方だって答えられるわきゃない。
故にフライハイトは正直に答えるしかできない。リンダの眼差しを確かめる。元の疑わしい相手と再認識されてた。
リンダ「(もしかせずとも咄嗟に思いついた偽名?
ますます あ や し い ……ほんとに家に連れてっていいのかしら)」
またあのぼーるという物をぶつけられる心配の線も消えたわけじゃない。
家に上がってから、本性を出してくる可能性もある。リンダは再度の自問タイムに入った。
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0ch BBS 2007-01-24