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【困った時の】ラインライダー滝第四話【神頼み】


[979]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/11/17(火) 21:14:16 ID:???
ってところでこのスレでの本編はここまでです。
残りはちょっと今後に関係するかもしれない埋めネタを少しやりたいと思います。


 滝が洒落にならない輩と戦っている頃、神奈川から遠く離れた北海道ではインターハイ予選会の決勝が始まろうとしていた。

デネブ「みなさんこんにちは。北海道インターハイ予選会、決勝の試合の実況を務めさせていただくデネブです」

侑人「解説の桜井侑斗だ……って待て、何で俺達北海道にまで来て実況解説やってんだよ」

デネブ「わざわざ埋めネタの為だけに新しい実況解説を出すのも勿体ないと中の人が思ったかららしいぞ」

侑斗「……まあいい。スレも残り少ないし、無駄な会話でスレを消費するのもアレだしな。で、決勝はどことどこの試合なんだ?」

デネブ「ふらの高校と小尾弘高校だ。ふらのは選手のほとんどが一年らしいぞ……お、選手が入場してきたな」

 デネブが言ったとおり、グラウンドに選手達が入場してくる。そして、入場してきた選手達を見た侑斗の目が点になった。

侑斗「……なあ、俺の目の錯覚だと思うんだが、ふらのの奴ら11人中7人が覆面をしてるように見えるぞ」

デネブ「侑斗、それは錯覚じゃない。ふらのの選手の内スタメン7人は揃って『地獄マスク』という名前で選手登録されている」

侑斗「地獄……マスク……」

 あまりの異常事態に侑斗君思わずオウム返し。
 そんな実況席の状況など知るよしもなく、整列する選手一同。

小尾弘キャプテン「……えっと、今日は良い試合にしよう」

 ずらっと並ぶ覆面軍団にたじろぎながらも、けなげに挨拶をする小尾弘高キャプテン。
 その挨拶を聞いたふらの高キャプテン、松山光は薄く笑ってから口を開いた。ちなみに覆面はしていない。


0ch BBS 2007-01-24