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1- レス

【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】


[253]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/01(日) 21:16:39 ID:???
オグマの最期→  スペード3
>スペード→『姫よ…許せ…』

オグマが最期に呟いた言葉は、十数年前、彼を奴隷剣闘士という身分から
救い出してくれた天使のような笑顔を持った少女のことだった。

傭兵という立場でありながらさながら騎士のような熱い忠誠を誓っていた王女。
彼女の成長を見守り、危険から守っていくという名目でタリスより派遣された傭兵オグマ。
もう、自分の手がなくても彼女は充分に強い。そして、あの勇猛な父のように、聡明な母のように。
勇者と天馬騎士の血を受け継ぐあの王女はこれからさらに強くなっていくだろう。

最後の最後まで彼女の戦いぶりを見守っていきたかったが…もう、オグマには立ち上がる気力は残っていなかった。

オグマ「(姫よ…許せ…どうか…タリスを…そして、この世界をお救いください…)」




シーダ「え…?」

マルス「シーダ、どうしたんだい?」

幽閉されているであろうマリア王女を探すために要塞内を探索しているマルス隊とアベル隊。
シーダは突然誰かに語りかけられたような錯覚を覚え、振り向きつつ声を上げる。

シーダ「う、ううん…なんでもないの。気にしないで、マルス様」

マルス「……そう。ならいいんだけど。要塞内にはまだ敵が潜んでいるかもしれないから
    なにかあったらすぐに呼んでくれよ。君に何かあっては…オグマに悪いからね」


0ch BBS 2007-01-24