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【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】


[506]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/09(月) 19:35:23 ID:???
森崎の会心の一撃を受け、大きく仰け反るジューコフ。そのままゆっくりと仰向けに倒れ…なかった。

ジューコフ「………見事だ。と、言いたいところだが…」

カシム「えええ!?、そ、そんなァ!」

ゴードン「森崎の攻撃は完璧に決まったはずなのに…鎧が砕けただけ…だとォ!?」

森崎「(ば、馬鹿な!?今の攻撃はタイミングも手ごたえも自賛するほど完璧だったはずだ!
    それなのに、何故奴は倒れない!?)」

ジューコフ「なるほど…言うだけの事はある。この私の鎧を砕いたのはお前がはじめてだ…」

グルニアの紋章を象った黒鎧が見事に真っ二つに割れている。だが、ジューコフの隆々しい肉体には傷一つ見受けられない。

森崎「(うっ…あいつ、なんて身体をしてやがる…!)」

その恵まれた体格に相応しい逞しい筋肉は、まるでもう一つの鎧だと言わんばかりに森崎の目に強烈に焼きつく。

ジューコフ「ふふふ…くっくく…ぬわっはっはっは!面白い!アカネイア軍にこれほどまでの男がいようとはな」

森崎「(な、なんだこいつ?いきなり笑い出しやがって…まだ勝負はついてないんだぞ?)」

警戒を解かない森崎に向かい、ジューコフは先ほどまでの敵意を皆無にして語りかける。

ジューコフ「この鎧の傷は貴様の仲間を助けようとする心が生み出した産物。
      いいだろう…その心意気、気に入った。約束通り人質は解放しよう。おい、お前、その爺を放してやれ」

森崎「な、なにィ!?おい、何を言ってやがる。まだ勝負は…」

勇者「え?ええ?よ、よろしいのですか?まだジューコフ将軍は…」


0ch BBS 2007-01-24