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【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】
[568]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2009/11/14(土) 18:34:37 ID:???
カシム「オグマさんが命を賭けて作り出してくれたチャンスだったからね…感謝しなくちゃ」
リフ「うむうむ…これでオグマ殿も浮かばれることじゃろうなぁ」
森崎「………オグマ……か…」
カシムたちの言葉で森崎は我に帰った。
いまだにオグマの死を信じることができない。ワーレンの闘技場で圧倒的な実力差を見せ付けられ
自分の超えるべき目標。なおかつこれからの戦いでなくてはならない相棒と思えるようにまでなった存在。
そのオグマは、もう側にはいない。なんだろうか。この喪失感は。以前にも一度こんな感情になったことがある、
身体にぽっかりと大きな穴があいたような…あれはいつの頃だっただろうか
森崎「あ…そうか……そうだ…」
中山政男。南葛SC時代で数々の激戦を戦い抜いてきたもっとも信頼できる仲間である。
南葛中時代。敵味方に別れ全力でぶつかったこともある。その戦いの最中…中山は森崎の目の前で命を落とした。
…いや、正確にはそれは間違いで、今彼は再びフィールドの上に立つために必死にリハビリを行っているだろうが。
森崎「あのときも…こんな感じだったんだよな。自分で思っていた以上に…自分にとって大事な存在を失ってしまったんだなって…」
その後、奇跡的に命を取り留めていた中山と再会し、共に全日本で戦うことを約束しあう森崎と中山。
だが、今森崎は誰も知らないような遥か異国の地で戦っている。
そしてまた、自分にとって大事な人を見殺しにし、悲しみに暮れている。
森崎「俺は…何のために…戦っていたんだろうな」
ふと今まで自分の身に起きた事を思い返す。パルメイラスの入団テストの場と思って入った部屋は
ガルダの海賊のアジトであった。思えばそこから、森崎の運命は大きく捻じ曲がっていったのだ。
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0ch BBS 2007-01-24