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1- レス

【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】


[750]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/11/28(土) 17:51:35 ID:???
〜会話&サッカー特訓〜

バシィーン!ボコッ!ズザザァー!ダダッ!

マルス「行くぞバーツ!」

バーツ「抜かせませんよ!マルス王子!」

ザシャシャーッ!

ディール要塞の北の平原で、マルスとバーツがサッカーボールを懸命に追いかけている。
それを遠くで見守っているのはシーダとマジの二人だった。
二人はマルスとバーツの練習を見守りながら、深刻そうな顔で話していた。
オグマを失ったことで、マルスとバーツの様子が昨日と比べて何かおかしいらしいのだ。

シーダ「マルス様…どこか無理してるような気がするの。オグマの戦死の責任を
    自分ひとりで抱え込んでいるような…そんな気がして」

マジ「…逆にバーツはオグマ隊長がいなくなって清々した。今度こそ俺がタリス傭兵団のトップだってはしゃいでましたよ…」

シーダ「今更こんなことを言うのもあれだけど…せめて、オグマがいなくなる前に二人を和解させたかったわね」

マジ「俺もバーツも先の戦いじゃ出番がありませんでしたからね…なんだか後味が悪すぎます」

シーダ「そうね…」

愁いを帯びたシーダの横顔を見て、マジは心配になってくる。
タリスにいた頃からシーダ姫はややお転婆ながらも責任感が強く鮮明な王女だった。
オグマとバーツが仲違いしたまま死別してしまったことを悔いているシーダを見て
何とかしてやりたいとマジは思う。それは信頼していたオグマが亡くなったのにもかかわらず
嬉々として喜ぶバーツに対しての心配の感情があったからかもしれない。


0ch BBS 2007-01-24