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【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】
[790]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2009/12/03(木) 03:18:49 ID:???
鍛える項目→ ハートQ
>K〜J→HP
マリクは術を唱える際の体力の調整のしかたについての項目に目を止めた。
本来魔術師は体力が少ない部類に分けられる。だが、広い戦場を駆け巡るに当たって
いくら軽装で重量がない魔道書を武器にしているからといって、ある程度の持久力は必要だった。
マリク「(さっきのニーナ様の話じゃあのリンダとか言う娘は才能の塊だと言う。
きっとこんな本に頼らなくてもいいような実力を持っているんだろうな)」
最高司祭の一人娘。本来であればその恵まれた家柄と才能に誰もが羨みの感情を向けるだろう。
だが、この男マリクは違った。もとよりアリティアの小さな貴族の生まれだったマリクは
春風のような穏やかな環境でのびのびと育ってきた。この状況でも『嫉妬』というものは彼の中には生まれない。
だがそれはあくまで『話を聞いただけ』の今の状況の話であって、実際に目の当たりにしたときにどうなるか定かの話では無いが。
マリク「まぁ、僕は僕なりにやっていくしかないんだけどね」
この飄々とした性格が気まぐれな風の精霊に見初められた大きな要員なのかもしれない。
マリク「ふむふむ。魔法の詠唱で体力の消耗を抑えることができればその分他のことに体力を使うことが出来る…
そこは理解できたぞ。あとは実践あるのみだな」
限られた時間と魔力で今までどおりの魔法を唱える。魔力の分配を鍛えるのだ。
マリク「よし。いけぇ!」
手ごろなブリザーの魔道書を抱え、マリクは普段より少ない時間と魔力で詠唱を試みる。
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0ch BBS 2007-01-24