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【ツキはいつも】キャプテン霧雨31【そこにある】


[612]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/10/18(日) 20:58:15 ID:???

翼「(俺は…俺は……俺は!!!)」

右足がボールを蹴りぬく瞬間。その瞬間、翼は時間がゆっくりと動いているように感じた。
その時間に彼の脳裏を掠めたのは、この決勝戦の前半から、今この時まで。
長いこの試合の全てだった。

翼「(……まだだ、まだ終わらない!俺が終わらせない!このシュートで!!ミラクルドライブで!)」

輝夜への戦いに向け、森崎との特訓を通してコントロールできるようにしたミラクルドライブ。
軌道がドライブとまったく別のこのシュート、狙って防げるわけがない。ましてや、今の自分が放つのだ。
翼は万全の自身と共に、ボールを蹴り、大空へと羽ばたかせた!!

ギュァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

超モリサキ「(……決まったか。なら、俺ももう一がんばりしなくちゃな。
         翼の野郎だけにいい格好させるのは腹が立つぜ)」

滝「すげぇ………!!!」

中里「これがサッカーの申し子の…実力でゴザルか…」

井沢「これが……翼」

誰もが見とれた。そのシュートは芸術と呼んで差支えがなかったのだ。
そして信じた。同点に追いつくことを。この30秒で同点に追いつくことを。




0ch BBS 2007-01-24