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【カジキを】キャプテンアモロ17【釣るモノたち】


[908]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/11/26(木) 19:40:03 ID:54TMmu2M
カズマサ「(……これはまた酷いバカが出てきたな。
      でも滅多打ち喰らったあとの那巳川だと…… あ、やっぱり)」

普通ならば失笑を買いそうなパフォーマンスであったが、
前の回に場外ホームランを皮切りに6失点を喫した那巳川に笑う余裕などあるはずもなかった。

カズマサ「那巳川、そんな顔すんなって言ってるだろ!」

那巳川「あ、ああ…… わかってはいるんだが……」

カズマサ「大丈夫、前の回のようなことはもうないはずだ。実力が拮抗した相手なら、
      大量得点した次の回には得てしてあっさりと攻撃が終わるもんなんだ。
      不思議だがそれが野球ってもんなんだ」

那巳川「んなこと言われてもなあ」

カズマサ「いいか、この回も外角スライダーだけを投げ続けるんだ。
      確率的に言ってあの球が最も打たれにくいのは間違いないんだ。
      それともう一つ。俺が指を1本立てたら1秒、3本立てたら3秒というように、
      1球ごとに間を変えて投げてくれ」

那巳川「ああ、千船中戦でやったアレか」

以前、やはり同じように滅多打ちにあった試合で、
那巳川とカズマサは1球ごとに投球感覚を変えるというかわし手を使ったことがあった。
その時はそれが上手く行き、その後を見事に無失点で切り抜けたのだ。

カズマサ「そういうこと。5本指を立てた後に一旦握りなおして、
      そんで2本指を立てたら7秒にするってのも同じだ。ちゃんと憶えてるよな?」

那巳川「ああ。2回握りなおしたら10秒、3回握りなおしたら15秒だろ?」


0ch BBS 2007-01-24