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【天然】小田Jr.の野望2【ジゴロ?】


[92]小田ジュニアの野望:2009/10/21(水) 16:47:45 ID:kg7tNFco
そういうとえりるは猛の手を握ると元気に走り出す。

数十分後…たどり着いたのは、路地裏の小さなお店だった。

小「こんなところに店を出してお客は来るのか?あ、看板がある…マリーのアトリエ?」

比較的古い店舗だが看板は小さいものの新しくセンスのよさが伺えた。

え「ご主人様そんなところに突っ立てないで入りましょう」

えりるにぐいぐい手を引かれアトリエにはいると…

小(なんだこの壊滅的な汚さは!それににおいもなんだか変だし…)

以前入ったボッタクル商店もかなりごちゃごちゃしていたがここはそんなレベルをはるかに越えていた。
本棚に小田には全く理解できない本が並んでいるが、それだけでは収まりきれなかったのか
部屋の一角に山のように積まれ、周辺にはなにやら走り書きしたメモ用紙、いかにも怪しげな薬品、
『触るな危険』と書かれた段ボールの上にも様々な道具が散乱しておりその言葉の意味をなしていない。

???「えりるちゃんいらっしゃい!…その人が噂のご主人様?」

え「あ、こんにちはマリーちゃん。はい、今日はうわさのご主人様を連れてきました」

???「ふーん。こんにちはごしゅじ…って私まで呼んでもしかたないか。こんにちは小田君。
私はマルローネ。気軽にマリーと呼んでね」

マルローネと自称する少女は長いブロンドの髪後ろでまとめ上げ、若草色のガウンを白衣のように
着流し、くびれたウエストをこれ見よがしに見せつけるビキニのようなものを着ていた。
それなのに色気をほとんど感じないのは、マリーから何らかの女性的エッセンスが欠如しているか、
もしくはその瞳が好奇心と探求心に彩られた少年のそれと同じ輝きを秘めているからだろう。



0ch BBS 2007-01-24