【綺麗な花には】幻想のポイズン16【毒がある】

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[669]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2009/10/28(水) 00:47:31 ID:???
パチュリー「そう言う訳で、あなたを呼んだ理由はただ一つ。
　　　　　　呼び出した召喚獣……外来人が混乱しないように、落ち着いて説明をして欲しいの」
反町「……はあ」

３人も呼び出しておいて、この幻想郷についてパチュリーやアリスだけで説明をしろというのは難しい話だ。
同じ外来の出身である反町がいた方が、何かと楽だろうとパチュリー達は判断したらしい。

パチュリー（……まあ、早苗がなんだか普通だったからあんまり意味無いんだけどね、反町を呼んだ理由）

最初から常識に囚われない巫女はカウントしていなかったパチュリー。
要するに本音としては、早苗の代わりに説明をする役に当てたかったらしい。

説明を終えると、パチュリーとアリス、早苗は揃って予め本棚をどけておいたスペースに並び立つ。
パチュリーとアリスは本を持ち、早苗は札を五つ地面に貼り付け詠唱。
それと同時に、パチュリーとアリスの周囲には何やらアルファベットだかよくわからない記号が紫色の光、七色の光になって溢れ。
早苗の周囲には難しい漢字が緑色になって展開されていく。
それらはしばらくすると円陣になり、パチュリーらの足元にぴたりと張り付く。

反町（……なんだか圧巻だなぁ）
小悪魔「昔を思い出します」

使い魔として呼び出された時を思い出したのか、どこかしみじみとしている小悪魔。
そうこうしている内に三人の放つ光は更に溢れていき、瞬間轟音が鳴り響くと同時に三人の立っていた場所は煙に包まれる。
ケホケホ、というパチュリーの声が聞こえる中、煙は次第にはれていくが……果たしてそこから現れた３人の正体とは。

前次写

0ch BBS 2007-01-24