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【綺麗な花には】幻想のポイズン16【毒がある】
[859]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/10/29(木) 18:00:12 ID:???
三杉「……ここは?」
反町「よ、よう三杉!」
三杉「……反町? ……一体これはどういう事なんだ? 僕は確か全日本の宿舎にいた筈だ。 君もだろう?」
反町「えっと……いいか、落ち着いて聞いてくれ」
表面上は落ち着いているようだが、内心は困惑しているであろう三杉。
そんな三杉に反町は一字一句、下手な事は言わないように丁寧に説明をしていく。
やはり三杉は魔法や妖怪という言葉を聞いて反町に懐疑的な目線を送ったが……。
丁度その時、紅魔館の上空をルーミアが飛行していたのを見て、呆然としながら納得してくれた。
三杉「幻想郷……という世界の事はわかったよ。 ……聞いている話だと反町はこの世界に来てかなり時間が経っているみたいだけど。
一体どれ程の時間を過ごしたんだい?」
反町「一ヶ月と……ちょっと、ってくらいかな。 その間に、チームを作って色々活動をしてる」
三杉「ふむ……すると、僕を呼び出したのはそのチームに入って欲しいからかな?」
パチュリー「いいえ、それを希望したのはこっちよ……因みに、呼び出したのも私ね」
そこまで反町と三杉の話を聞いていたパチュリーが割り込みを入れ、三杉は成る程と一つ頷く。
三杉「つまり、君たちのチームに手を貸すのが僕が呼ばれた条件……という訳だね。
話はわかったけど……おいそれと了承する訳にはいかないな。
反町がここに一ヶ月以上残っている以上、恐らくはここにはそれだけ残るメリット、或いは強制的に帰れない理由があるんだろう。
だけど、だからといって知らない場所に住み込んで助っ人を引き受ける理由もこちらにはない」
反町(まあ、当然だよなぁ……)
佐野はともかくとして、三杉はコーチとしても選手としても全日本Jrユースに必要な存在だ。
もしかしたらここに残れば時間が止まっているのかもしれないと薄々ながら聡明な三杉はわかっているものの……。
かといって、得体の知れない世界に反町と同じように何ヶ月も滞在する訳にはいかない。
断るでもなく、しかし助っ人を引き受けるでもなく少し考えさせてくれという三杉。
そんな三杉にパチュリーはその三杉の揺れる心を更に揺さぶる一言を告げる。
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0ch BBS 2007-01-24