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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[260]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/05(木) 22:40:59 ID:???

いらっしゃいませ宵闇精肉店 →  ハート
ダイヤ・ハート→「んー?お客さんなのかー?」



店の奥、頑丈そうな扉の向こうから、なんとものんびりとした可愛い声が返ってきた。

松山「あ、そうです客! (女の子? それも声から察すると小さな……この肉屋さんの娘さん?
    はっきりしたのは……普通のお店なんだな。変に勘繰っちゃったな)」

宵闇の名が示す陰気なオーラに、少し気を払いすぎてたかと松山は自省する。
しかし一度様変わりした印象は、もう一度急転することとなった。なぜなら扉の向こうから出てきたのは……

松山「な……。何だーーー!!?」

扉を押して出てきたのは……松山の膝辺まで浮いた、黒い玉みたいなもの。
いやただ黒いのではない。夜の闇を一点に集中した様な、深い深い闇色に目が吸い寄せられてしまう。
生物的に、闇に危険を感じて松山は肉屋店から離れようとするが……先程の可愛い声がその足を止めた。

???「いらっしゃいませ……なのか〜?」
松山「!?」

どこから? と探るまでもなかった。
闇の中から女の子の声がする。中からは何も見えないのか、動きかたに松山を探してる節があった。
黙ってみてると、やがて闇がほつれて……
中から、金髪ショートに赤リボン、赤い瞳をした幼い少女がぴょこんと着地した。

???「何を買いにきたの? ここのコロッケとメンチカツは美味しいよ」
松山「え〜と(聞きたいことが多々あるんだけど。……買い物もしないと。何から優先しよう?)」



0ch BBS 2007-01-24