※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】
[492]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/11/14(土) 17:43:12 ID:???
萃香「ん〜っにゃ、回りくどいねぇ。はっきり言いなよはっきり」
萃香は半身を起こして、寝そべったまま頬杖をついて、幽香に視線を向けた。
人を食った態度だが、幽香は微苦笑返すだけして、桜色の唇をそっと開く。松山も息を呑む。
幽香「そうね。お言葉に甘えさせてもらうわ。ねぇ貴方達二人……」
松山「(きた! ――どうする!?)」
構える松山。割って入るか、傍観するか二択を迫られるが、この場は巫女の一声で回避された。
霊夢「ちょい待ち。……光、何そこで突っ立ってるの?」
霊夢が湯飲みを手元に置いて、松山の方を見ていた。
萃香と幽香の視線も向けられて、計六つの瞳に返す言葉を持たず、仕方なし黙って三人の近くへ歩み寄る。
そこで霊夢は、松山のまだ荒い呼気と、額に浮かぶ汗に気付いて……やれやれと嘆息し、立ち上がった。
霊夢「そこに座って待ってなさい。出涸らしの茶しかないけどね」
萃香「ああ、手伝うよ霊夢!」
台所へ行くと見て、萃香が器用に立ち上がって後を追う。酒目当てだのどうのと騒ぐ声が次第に遠のいた。
後に残されたのは、松山と風見幽香のみ。幾らか眼差しを鋭くさせて、幽香が問いかけてくる。
変わらず笑顔。だが眼差しは、猜疑心が五割で笑ってるとは言い難い。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24