※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[562]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/15(日) 19:39:37 ID:???

――だが。霊夢の次の発言は、誰もが予想もしない内容だった。

霊夢「あいにくだけど。 私は次に入るチームは決めてある! 勧誘とかしたって無駄よ」

三人「「「えええええええええええええッッッッ!!!!?」」」

松山が目を見開き、傾けてた湯飲みから零れた茶雫が手にかかって、あちちと払う。
幽香も驚き、一瞬、諦めさせる断り文句かと疑うが、この巫女がそんな回りくどい真似はしないと悟って口を閉ざす。
萃香にも初耳。なのだが三者の驚く顔など存ぜぬ顔で、霊夢はこれで安心という顔で縁側に座り直した。

松山「ど、どこのチームに入るのかは……」
霊夢「まだ勧誘続けるつもり?」

言葉に詰まった松山を真っ直ぐ見てくる。勧誘を断った時の笑顔でこれが妙に恐い。
次は陰陽球とか飛んできそうなので、慌てて取り下げた。
霊夢と萃香を挟んで反対側に座ってた幽香も……これ以上の問答は続けるだけ労力の無駄と悟って茶の残りを干す。

幽香「はぁっ。振られちゃったわね。じゃあね霊夢。どこだか知らないけどそのチームで頑張りなさい」
霊夢「もう当分来んな」
幽香「はいはい……お邪魔したわよ。鬼っ子と、そこの坊やもまた会いましょう」
松山「松山光です」

その呼ばれ方に抗議する意味で名前を口にしたが、幽香は反応をせず、日差し避けに傘を広げた。
幽香は「ごきげんよう」と微笑みだけ残して、未練を見せず場を離れ、神社を後にする。
勧誘を断られたのに、やはり笑顔なままなことが、松山には少し不思議だった。

*幽香が去っていきました



0ch BBS 2007-01-24