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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[621]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/17(火) 00:30:32 ID:???

B 宵闇パックを差し出してみる


松山「これは……やっぱりひもじいのを抗議してるんじゃないかな?」

プルプル震えてる亀……玄爺の小刻みな震動が、一瞬ビタッと止まった。
と、思いきや、より激しくビートを刻むように揺れが激しくなる。

松山「あの……えっと、霊夢さんこれどうしたの?」
霊夢「……多分光の言ったことが正解だと主張してるんでしょ? ほら玄爺、何とか言いなさいよ」

玄爺の揺れのリズムに合わせるように、霊夢の小枝突付きも激しくなっていく。
これはこれで呼吸が合ってるんだな、なんて思いながら頭を掻いて……松山は土産袋から宵闇パックを取り出した。

松山「玄爺さん、はじめまして。おなかが空いてるならこれ食べてください」
玄爺「……なんとぉ!!!?」
松山「(……喋ったぁ!!!?)」

くわっと目を見開いて、玄爺が松山を始めて認識したようにギラギラと視線で射抜いてくる。
いや、松山もだが、より正確には手に抱えてる宵闇パックに餓えた眼がガチッとロックされてるのだ。

玄爺「ご、御主人様のお連れの方……なんですじゃな。
    申し遅れましたがわしは……(ギュルルルー)す、すまんじゃが、先にそちらを食べさせてもらえんか?」
松山「あ、はい。……どうぞ遠慮せず」

松山は気にせず、食べやすいように玄爺の正面に宵闇パックを置いて、蓋を外した。その中身とは……果たして、



0ch BBS 2007-01-24