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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[656]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/17(火) 21:29:32 ID:???

D ここでメンチカツの出番ですよ!


松山「(そ、そうだそうだよ! 俺が何するよりも、料理の失墜問題は別の料理でカバーすればいいんだ!)」

天啓のように閃いた考えだった。
ちょうど手元にはまだ、宵闇精肉店のメンチカツがある。
ナナやルーミアの話だと、コロッケとメンチカツこそが高い評判の秘訣だという。そちらを食べさせず終われない。

松山「玄爺さん! 宵闇精肉店の料理を詰る前に、こっちを食べてみてください!」
玄爺「(! この目の輝き。乗ってみる価値はあるかもしれんの)ほぉ……わしを試そうというのじゃな!」

サッカーの頂点を求める若者と、至高の味を追及する老亀。
故に、両者とも、理解すべく語る言葉は持たず、唯一つ、メンチカツの味こそが全てを握る鍵となる!
瞳の奥に炎を燃やして、松山はメンチカツを手のひらに乗せ、そっと差し出す。
小癪な若造の挑戦なら受けてたつと、玄爺が片方の前足で受け取り、口元へ運んだ。

その横で……霊夢は、妖怪が大挙しての宴会後のように疲れ果てた顔で、ほとりの小岩にお尻を乗せた。

霊夢「(これだから玄爺に何か食べさせる気ならないのよね……。
    飢えて何でもよく食べる頃に差し入れするのが一番いい。今回で確信できたわ)」



0ch BBS 2007-01-24