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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[702]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/18(水) 17:22:32 ID:???

松山「(またどん底に嵌りそうなとこで救われた気がする……霊夢さんには借りや世話かけてばかりだ……)」

借り。松山は以前に、猛虎と異名を取る日本が誇るストライカーと食堂で因縁を持ち借りを作った。
侮辱、侮蔑、全国から勝ち上がった強豪チームの面前で殴られた屈辱……それを返そうと必死になったことがある。
今の松山には、ちっぽけなものにしか思えない。無論、ちっぽけでも男の矜持に関わるモノには違いないが……。
勝利すれば返済ができる『借り』よりも、『恩』というものはどれだけ返すのが困難なのか、それを松山は知った。

霊夢「ちょっと、聞いてる!?」
松山「あの、さ! 霊夢さんは、何か欲しいものや望んでることなんてないのか!?」

火花が散り、痛みを憶えて視界が眩んだ。
ようするに返答はグーパンチだった。 松山が結構長く物思いに拘ってる間、霊夢はずっと何か話しかけてたらしい。

霊夢「昼間っから目を開けて寝てたの? 仕方ないからもう一度言うから今度はよく聞きなさい。
    今回は、チームに入る代わり、光には条件を二つ飲んでもらわなきゃいけないから」
松山「痛つつ……じ、条件……?」

霊夢が挙げた条件は、以下の二つだった。

まず一つ目、基本はフィールダー出場で、滅多なことがない限りGK出場はしないこと。
次の二つ目、対戦チームに名の売れてる選手が2名以上いない試合には出場しないこと。



0ch BBS 2007-01-24