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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】
[719]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/11/19(木) 00:09:33 ID:???
奇妙な認識の違いに松山は首を捻る……が、別に話が繋がらないわけではないので、この場は捨て置いた。
萃香「地底にゃあね。落っこちてくる桶と蜘蛛と……あと何か面倒くさいのがいたけど憶えてないや〜」
松山「落ちてくる桶……トラップ? それに蜘蛛? (あんまりたいしたことないんじゃ……?)」
安心しかけるが、萃香は不意に真顔になって、楽観を否定した。
釣瓶落としという妖怪はまだしも、蜘蛛とは毒蜘蛛より厄介な土蜘蛛という妖怪で、人間の天敵の病を操るらしい。
土蜘蛛の性格は兎も角、松山が近付くだけでも危険な種族だと聞かせて……
萃香は、他は私が何とかするから、対策を練るならこいつにしなと、話を締めくくった。
松山「病気に感染症か……それ本気で恐くない? そういえば万病の特効が……」
霊夢「何の話してんの?」
台所からも戻ってきた霊夢が、部屋の入り口から声をかけてきた。
びくっと松山は硬直。続きの言葉を吐き出さず飲みこむ。
萃香はちゃっかり霊夢の足音を捉えたので、取り繕いも済ませており。 霊夢の追求は松山に向かう羽目になった。
霊夢「何よその慌て振り……怪しい……」
松山「いや、それは……ほら」
弁明しようにも出来ずに……困りきったところでやっと萃香が上手いフォローを入れた。
納得しかねてたが、ひとまず追求を止め、霊夢はお茶を啜りだすと何もかんも忘れて至福の表情を浮かべる。
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0ch BBS 2007-01-24