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1- レス

【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[757]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/19(木) 20:49:24 ID:???

WRYYYYYY!? →  クラブQ
スペード・クラブ→ 医師仮面の爪が伸びて松山を拘束した!


アイテムを取り出そうとした松山は、突然不快な、奇怪な叫び声を耳に動きを止めてしまった。
木々から、鳥達が一斉に飛び立つ音。それに構う暇もなく、男の指から何かが伸びてきた!

松山「なっ!?」

ギュルルルルッッ!!!! ビシイィッ!!!!!

注意を外した一瞬の出来事だった。
男が伸ばしたのは人間の肌色ではなく灰色をした爪らしきもの。
男は日差しを避けてるので、左腕からだけだが、松山の左腕と胴部分を拘束した爪は力を込めてもびくともしない。

医師仮面『捕まえたよ。それでは手術を……と言いたいけど君が手を焼かせるから先に喉を潤したいな』

ジリジリと、松山の抵抗に押し勝つ力で日当たる場所から、松山を木陰に引きずり込もうとする。
あくまで直射日光を避けてるので、思った程の力はないが、爪が食い込む部位が内出血を起こすのがわかった。
痛みもあり、蜘蛛の巣にかかった獲物を見るような優越感に浸りきった男の態度がこのうえなく癪に障った。

松山「こ、こんの野郎ぉ……!」

幸いにバッグは開いたままで肩に引っ掛かっている。右手も自由で何か取り出すことはできそうだ。

松山「(躊躇してるときじゃない! どうやって切り抜ける!?)」



0ch BBS 2007-01-24