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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】


[843]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/20(金) 21:06:22 ID:???

家までの道のり・夕方 →  クラブ3
3〜4→ 幽香「遅かったわね……」


博麗神社からマイホームまで帰る道すがらには、どうしても通らなければならない田畑伝いがあった。
そちらへ近付くと、虫の声が鮮明にクリアに聴こえ、少し進むとミソハギが咲き誇った小川に出る。
小川といっても流れはそれなりに速くて、渡るには古くから架けられてる小橋を往くしかないのだが。

その橋の上に、やっぱりとても綺麗な笑顔浮かべて、チェック柄の衣装を着こなす女性が立っていた。

幽香「待っていたわ。遅かったじゃない。……そんなに神社は居心地よかった?」
松山「……」

やっぱり笑顔。
夕日に彩られて、一層映える。
しかし松山はそれ見て、先の怪人よりなお巨大な物理的な重圧で横殴りにされた感覚を味わった。

松山「俺……これから帰るところなんです」
幽香「そうみたいね。帰るにはこの橋通るしかないものね?」

ようするに、待ち伏せだろうか?
五条大橋においては刀狩りなんていたそうだが、すると自分が狩られるのは何かな、なんてよそ事みたいな思考が湧く
幽香は笑顔なままクスクスと可笑しげに笑うと、どこか試し事でもするように、松山に一歩近寄り話しかけた。

幽香「覚悟は決めなくてもいいわ。取って食う気まではないから。
    ところで、狙いをつけた獲物を背後から尾けてきた輩に掠め取られた獣がいるの。それについてどう思う?」
松山「どうって……」
幽香「ね、どう思う?」



0ch BBS 2007-01-24