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【神の山から】キャプテン松山16【人の里へ】
[869]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/11/20(金) 23:34:17 ID:???
幽香「でもね……? 博麗霊夢は別よ。
彼女は私が相手をしたいと思える稀有な人間。
そこらの人間の有象無象は相手にする気は起きないけど、霊夢なら味方にしたいとも思えるわ」
松山「……」
幽香「霊夢が加入するのが山の神社のチームなら、まだいい。
巫女は神に仕えるものだしね。だけど人間が、それも外来人が起こしたチームに加入? 解せないに程がある」
松山の足元に埋まった傘が、地中から這い出した植物の蔦のようなものに絡め取られて、幽香の手間で運ばれる。
傘を手にした幽香は、その傘を夕日を遮光するため広げて、最後通牒の様に冷たく告げた。
幽香「もう一度言うわ。――博麗霊夢を除名しなさい。羊には勿体ないわ」
最早怒気かも判別つかない程の感情のマグマを持て余す松山に、幽香は背を向け、最後に一言。
幽香「貴方が。羊なんかじゃなく狼か……別のものなら、話を聞いてあげないこともありませんわ。
それではごきげんよう。次に会う時は、私の要望に応える形でいてほしいわね」
一枚の花弁が、夕の朱空に優雅に舞い上がる。
花の妖怪はとことん一切の慈悲もかけずに、松山を苛む言葉を残して飛び去った。
*風見幽香が去っていきました。
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0ch BBS 2007-01-24