【今日もまったり】城山正の挑戦１５【２０レス】

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[341]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2009/11/30(月) 03:25:57 ID:4wDN34UU
瀬名の手から放たれたボールはバスケットボールの癖に綺麗なスパイラルがかかり、弾丸のようにエロ目掛けて飛んでいく。

エロ「どわぁっ！こんなもんとれるかぁっ！」

すんなりパスキャッチとはいかず右手で一度弾いてから、あらためてドリブルに入る。

瀬名「ちゃんとパスキャッチしてくれないと、ぜんしんできないじゃない」
糸井「……ちゃんとバスケやってるって理解してるか？おい」

同じスポーツをやっているのか不安になる糸井に瀬名はにっこりと満面の笑みを浮かべた。
一方、意図しない形でボールを受けてしまったエロは、相反する感情の狭間で苦悩していた。

エロ（試合には勝ちたい。でも山森にもタッチしたい。どうする？どうすれば？どうしよう！？）

とりあえず山森に背を向けてボールをキープするものの、名案は浮かばない。
その間も山森が右から左からと手を伸ばしボールを奪おうとしてくる。
そうはさせじと腕を伸ばして山森のチェックを防ぐエロ。

エロ（！？この感触はっ！）

自分の左肘に当たる柔らかな感触。それを確かめるべく視線をめぐらせると、
なんと山森が自らその控えめな胸を押し付けてきているではないか。
（注：お分かりとは思いますが、結果的に当たっているだけで押し付けているわけではなありません）

エロ「おっ！おっ！おおおおおっっっ！！！」

轟く雄たけび、脳裏に一条の閃光。

エロ（ドリブルする時に相手を手で押しのけてもある程度はＯＫなんだよな……？だったら！！）

よりよく揉め……押しのけられるように左手でのドリブルに切り替えると
エロはターンを敢行する。山森の胸……相手のゴール目掛けて。

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