【今日もまったり】城山正の挑戦１５【２０レス】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[463]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2009/12/08(火) 03:52:50 ID:UaxROGSw
ルドルフ「この扉の奥に鎮座してるはずニャ」
ドン「しっかしこれだけしっかりと封印されてるんだったら中にはモンスターなんかいないんじゃないのか？」
ルドルフ「それは甘いニャ。封印する時に中に残された地霊や雑霊が勝手に繁殖し融合し交雑してどうなってることやら」
ズナッフ「ずいぶんと雑な封印をしたもんじゃな」
ルドルフ「猫とはそういうものニャ。ものぐさな生き物なのニャ。バステト様はそのものぐさな猫の頂点に立つお方。
　　　　　　いうなればものぐさのクイーン・オブ・クイーンズ。コタツで丸くなればミカンがなくなるまで動かないニャ」
城山「エニウェアにあるのかコタツ」
ルドルフ「当然ニャ。七輪も囲炉裏もあるニャ」
城山「世界観がわかんねーよ」
ルドルフ「世界は謎に満ちているニャ。だからこそ面白いニャ。
　　　　　　さてそろそろ落ち着いたニャ？」

慣れない転送魔法にぐったりしていたメンバー達の顔色も良くなってきたのを見計らってルドルフが切り出す。

ルドルフ「さっきも言ったとおり中にはどんなモンスターがいるか、わからん。心してかかれよ？」
シロヤマンズ『オーッ！』
ルドルフ「うむ。それでは……イフタフヤーシムシム！」

呪文の叫びも雄雄しく、ひらりと宙を舞うと自らの肉球を扉の肉球の紋章の中央に押し当てる。
扉が音も無く押し開かれていく。
その向こうに見えるのは先も見えない暗闇だけだった。

前次写