【高頭を】TSUBASA DUNK12【解雇する】

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[10]TSUBASA DUNK：2009/11/01(日) 13:40:22 ID:???
決勝リーグ第２戦を控えた湘北高校バスケ部の控え室。キャプテンの赤木は、彼を評する時に
度々比喩で使われる大黒柱のように部員たちの中央に立っていた。

赤木「正念場だ」

厳しい顔で言う。現在、湘北は１戦目で王者・海南を破り今大会で一番の注目株である。しかし、
キャプテンである彼の顔に慢心はない。そのせいか、チームメイトたちにも油断はなかった。

桜木「はっはっはっ。何を言うんだね？この天才・桜木がいるかぎり湘北に負けはない！」

ガツンッ！！

赤木「たわけが」

……一部の例外を除いて。

安西「王者・海南を破った湘北は注目されています。あの試合がまぐれだったのか、それとも
　　　実力か？もしかしたら海南の調子が悪かっただけなのではないか？」

桜木「実力にきまっているだろう」

赤木「うるさい。黙っておれ」

安西「ほっほっほ、桜木くんの言うとおりです。海南に勝ったのはまぎれもなくキミたちの実力
　　　お客さんたちに今日の試合で翔陽に勝って、示してあげましょう」

部員たちを優しい目つきで一通り見回すと安西監督が再び口を開く。

安西「キミたちは強い」

一同「「「はい！！」」」

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