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【高頭を】TSUBASA DUNK12【解雇する】


[391]TSUBASA DUNK:2009/12/01(火) 18:43:03 ID:dkSBjTIo
ボールを奪った神は、田辺が前線に残っていることを確認すると相手コートの3Pラインまで
ドリブルで進み3Pシュートを放つ。

神(海南大付属高校バスケ部に入部した時、俺は夢見ていた。レギュラーのセンターとして
  海南を全国優勝に導き、bPセンターと呼ばれることを。でも、すぐにその夢は断たれた。
  高頭監督は言った。俺にはセンターは無理だと。でも、それほどショックではなかった。
  海南で練習してきて気付いていたんだ。俺の体はセンター向きじゃないって)

そして、その頃にはすでに別の目標を持っていた。神が自分のセンターの才能を信じることが
出来なくなって、挫けそうになった時、目についたのがシュートの練習に黙々と励む、当時
2年生だった宮益の姿だった。低い身長に、針金のように細い手足。見るからにスポーツ、特に
バスケ向きとは思えない宮益だが、その驚異的なシュート精度から当時の3年生レギュラーを
含め多くの部員から一目を置かれていた。

神(俺も才能の差、体格の差をひっくり返すそのシュートの美しさに魅入られた。いや、練習に
  励む宮さんの姿勢にだったのかもしれない)

高頭監督のセンターを諦めろという発言を機に、神はシューターになることを本格的に決意した。
あとは単純だった。ただひたすらシュートの練習をした。体格の不利でセンターを諦めざるを
得なかった神になにか通じるものを感じたのだろう、宮益も積極的に神に自分のシュート理論を
教え込んだ。こうして神奈川最強のシューターが誕生したのだった。

スパッ!!

神の3Pシュートが決まる。先取点は下級生チームだった。


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