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【嫉妬の心は】幻想のポイズン19【パル心】
[670]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/11/20(金) 22:56:03 ID:???
*回想シーン
幻想郷にサッカーが伝わり、ブームが巻き起こり始めていた頃。
この頃はまだ大会などもなく、各々がチームを作って練習をしたりミニゲームをして遊んだりしていた。
紅魔館でも当然ながら当主であるレミリアを初めとして者達がサッカーをしていたのだが……。
そんな折、咲夜のオーバーヘッドキックやドリブル、ロングシュートを見たレミリアは自信満々。
どこか威厳をたっぷりにしつつ、言い放ったのだ。
レミリア「咲夜、あなたのオーバーヘッド……それにドリブルやタックルは素晴らしいものね」
咲夜「お褒めに預かり光栄です、お嬢様」
レミリア「でも、ただのオーバーヘッドキックというのはどこか面白くない……。
あなたはこの紅魔館のメイド長、それなりに相手を威圧する名前をつけないとね」
咲夜「威圧……ですか」
レミリアはそうよ、と軽く返答をしながら顔を上げ……紅魔館の誇る大時計を見てぽん、と手を打ってから再度口を開いた。
レミリア「決めたわ。 咲夜、これからあのオーバーヘッドキックは『時計台オーバー』と呼びなさい」
咲夜「……は?」
レミリア「この時計台のように大きく、長い美麗な脚を交差させて打つシュート。
故に、『時計台オーバー』よ。 ふふふ……いい名前でしょう?」
思わず唖然とする咲夜ではあったが、まさかダサいですなど言える筈もない。
その後も色々とある意味でどうやって考えているのかわからない名前を自身の技につけられた咲夜。
そうしてその名を忠実に名乗り、使用して現在にいたるという訳だった。
*ここまで回想
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0ch BBS 2007-01-24