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【激戦】ラインライダー滝第五話【最凶連合軍】


[792]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/01/07(木) 21:54:17 ID:???
C:ビーバーファング

滝「よし、今日からこいつはビーバーファングだ!」

 高らかに宣言する滝。とその直後、名付けたばかりのビーバーファングが突然しゃべり始めた。

ビーバーF『了解しました。これよりビーバーファングを私の名前として記録します』

滝「なにィ!?」

立花「おいおい、バイクが口をきいたぞ!?」

 予想外の事態に慌てふためく開発無関係組。

士「何をそんなに慌てている。お前が人工知能を付けろって言ったんじゃないか」

滝「いや、確かに言ったがまさか口をきくとは……」

本郷「風見の知り合いが警視庁で創設しようとしている特別救急警察隊に人工知能を搭載したロボットを使う計画があってな。
   そのテストも兼ねて意思疎通の可能な電子頭脳を一つ譲って貰ったんだ」

 本郷がビーバーファングのタコメーターの側に装着されていた携帯電話を引き抜き、滝に手渡す。

本郷「電子頭脳の本体はこの携帯電話の中に搭載されている。動かすとき以外はこうして持ち運ぶ事も可能だ」

ビーバーF『よろしくお願いします、滝』

 本郷の言葉を証明するように、先程と同じ音声が携帯電話から響いた。

滝「……よろしく」

 人類の科学の発達っぷりに驚きつつ、滝は携帯電話に向かって挨拶をするのだった。


0ch BBS 2007-01-24