【激戦】ラインライダー滝第五話【最凶連合軍】

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[815]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA ：2010/01/08(金) 23:21:11 ID:???

　ガンフェニックスは「ガンウィンガー」と「ガンローダー」と呼ばれる二機の戦闘機が合体した大型戦闘機である。
　機体には炎の翼「ファイヤーシンボル」が描かれており、これを今のGUYS隊員達でペイントしたため、俺たちの翼と呼ばれているのだ。

リュウ「お前ら、しっかりつかまってろよ！」

滝「しっかりつかまってろってたって……明らかにこれ四人乗りですよね！？」

　ガンウィンガー、ガンローダーそれぞれが復座型のコクピットであるため、基本的にガンフェニックスの定員は四人までである。
　が、今のメンバーはリュウを含めて六人。当然シートに座れない者が出てくるわけであり……

リュウ「そんなもん根性で何とかしろ！　ガンフェニックス、バーナーオン！」

　じゃんけんの結果哀れシートに座れず、コクピット内で立ち乗りとなった滝の叫びも空しくガンフェニックスは離陸。
　滝始めてのフライトは、気流に揺られる機体に翻弄されるという散々な結果となった。
（なお、もう一人立ち乗りとなった明石は「これもちょっとした冒険だな」と非常に楽しそうだった）

　やはり戦闘機のスピードは大した物であり、滝達はあっという間に富士山に到着した。

滝「……まだ足下がフラフラする」

ビーバーF（in滝の懐）『災難だったな、滝』

　酔うまでとは行かずとも、立ち乗りで体力を消耗した滝を余所に、他の面々はちゃっちゃと調査に行く準備を整えていた。

リュウ「俺はガンフェニックスで待機してるから、何かあったらすぐに呼べよ！」

　そしてとっても良い笑顔でそう告げるリュウに一旦別れを告げ、滝達は隕石の調査に乗り出した。

前次写

0ch BBS 2007-01-24