【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】

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[272]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/11/28(土) 15:25:50 ID:???

Ａ　人里を案内してもらう

松山「(話なら……やっぱり……あの件についてか)」

夕暮れの橋上で待ち構えてた風見幽香との会話。霊夢を除名しろと勧告されたこと。
一方的なものだ。しかしただ突っ撥ねるのも出来そうにはなく、下手すれば次回は問答なく襲ってくるかもしれない。
想像の域だが有り得るタイラントの暴挙に、胃の底から不快さと憤りが湧きかけ……追想を止めてギリギリ抑制した。

松山「(今は後回し後回し。時間を置けば状況が良く変わるかもしれないし。悪くなるかもしれないけど。
　　　それより里の案内とかお願いしてみて……いや待て)」

松山はそこで発言する前に、双方の荷物事情を見て軽く悩んでしまう。

松山の荷物・肩に掛ける事も可能なスポーツバッグ、左手に枕を詰めた買い物袋。(メンチカツは消化済み)
霊夢の荷物・両手で抱える量の特選茶葉。

茶葉は、見た目には、松山なら頑張れば片手で持てそうだが、負担は倍増しになって体力を消耗するだろう。
ふと見ると霊夢がつま先で地面を突付きはじめてた。松山が黙りこくってるのでさっそく焦れてきてるようだ。

松山「(両方がこんなに荷物持って案内というのも……だけど里をよく知るにも、それ以外でもチャンスだよな。
　　　ここは強行してみるか、取り下げて別の話を振るか……？)」

前次写

0ch BBS 2007-01-24