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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】


[318]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/11/29(日) 18:02:47 ID:???

霊夢「そういう事なら、まずは……焚付用の乾いた薪。行商人からか道具店で買い込んどくといいわ」
松山「薪も買うのか……(いや仕方ないよな。第一斧がないし、伐採なんて無許可無経験で出来るわけない)」

そのまま霊夢に焚火のコツ……
燃え残りの始末、火加減の調節に風呂釜の焚き加減など教わって、一応の知識が備わった。

松山「よくわかったよ! 今日からさっそくやってみる!」
霊夢「はいはい。まー頑張りなさい。(不安すぎるわね……ポカして宿無しの憂き目に遭ったりしそうだわ……)」

そういえばと霊夢は思う。昔は自分も住まう神社がよく壊されたが、ここ最近ではそんな厄時とんとなかった。
異変解決の後も、神社は普通に健在。 呑んだり騒いだりの宴会開きで平和に済んで……有難いことである。

霊夢「(……って何考えてるんだろ。んなの当たり前じゃない。博麗神社がそんなほいほい壊れてたまるかっての)」
松山「(……?)」

会話の途中、逆に霊夢が黙り込んだので、竈の使い方など知識も教わったことで話すことがなくなった。
松山はこれからどうするか未定だが、霊夢は神社へ帰ると言って、別路を歩き出す。
ふとそこで、松山の背中に、霊夢の質問が投げかけられた。




0ch BBS 2007-01-24