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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】
[464]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/12/02(水) 22:19:57 ID:???
7月1日・来客イベント → ダイヤK
K→ 霊夢
部屋を出て、廊下から居間へさしかかった松山の耳に聞き慣れた声が届いた。
玄関口からだ。扉を叩く音がどんどん大きく激しくなっていくので、松山は寝ぼけた眼と頭を急稼動させる。
松山「あ、ち、ちょっと待ってくれ! 今出るから!」
自分の服装を見る。寝間着のままだとかそんな問題はなかった。
駆け足で急いで、玄関に着くと扉が開く。昨日の爆破犯の侵入を省みても施錠などしてないから当然だ。
果たして扉の向こうには、やっぱり紅白の巫女少女が立っていた。
霊夢「出てくるの遅い! 来てから何回扉叩いたと思ってんの!?」
押しかけてきて、さっそくの物言い。
松山はふと、いつもの霊夢より放つ気配と語調が厳しいものに感じて不思議がった。
しかし霊夢の言葉だと、結構長く待たせてしまったようなので、素直にお詫びを述べて疑問を続ける。
松山「あ、う、ごめん? いやでも何でこんな朝早くから霊夢さんが……」
霊夢「何でじゃないわよ。今朝から神社で変なことばっかり続いたから、通りがかったついでに来てみたんだけど……
その様子だと何もおかしなことはなかったみたいね。じゃーこれで」
霊夢はそんな引っ掛かる物言いをして、松山の無事は知れたから用件も無くなったと立ち去ろうとする。
慌てた松山は、扉が閉まる前に、なんとか引き止める台詞を口にすることが出来た。
松山「ああ、ちょっと待ってくれ! 俺からも用事が……(何かあるかな?)」
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0ch BBS 2007-01-24