【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[516]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2009/12/03(木) 22:05:15 ID:???

Ａ　家事の得意な人の心当たりを訊ねる

松山「(あと話すことって言うと……そういえば昨日は風呂沸かすの大変だったんだよな)」

人里でばったり出会った霊夢に色々教わったとはいえ、薪を用いて風呂釜を沸かすなど初体験。
最初は上手く火も点けられず、火の加減や煙に咳き込むなど、多大な苦労をして何とか初風呂にこぎつけた。
苦労のぶんだけ気持ち良く湯に浸かれはしたのだが、もう少し労力を抑えたいと松山は考えていた。

松山「というわけでさ、家事の得意な人がいたら紹介してもらえないかって……」
霊夢「あんた何都合の良いこと言ってんの？」

そこまで話した松山だったが、返ってきた霊夢の冷たく据わった声にぎょっとする。
表情も厳しいものになっており、どうも藪を突付いてしまったようだ。
萃香が居付いてるとはいえ、大勢が宴会にやってきては、霊夢は一人で後片付けに追われたり……
落ち葉掃きや床拭き、食事の用意だって霊夢は全て一人でやってるのだ。
そんな彼女からすれば、今松山が言ったようなことは甘えに映っても仕方がないと言えた。

霊夢「一人で暮らしてんなら、家事なんて嫌でも身につけなきゃならんでしょ。
　　　誰かにやってもらわないと生活ままならないてんなら、守矢の神社に帰ったら？」

幻想郷において中立である巫女、霊夢は素っ気無く言い捨てた後、ぷいと松山から視線を外して、身を翻した。
金縛りに陥りかけてた松山だったが、そこではっとして再び呼び止めようとする。しかし霊夢は……

前次写

0ch BBS 2007-01-24