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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】


[605]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/05(土) 22:18:05 ID:???

A 罠道を志す!


幾つかの光景、危機的状況に陥った記憶(中には直接覚えのないもの迄)蘇った。
強くなったり、自分の体を鍛えるのに限界があっても、罠を扱う技術を磨けば自分の身は守れるようになる。
そこに気付いた瞬間に、松山は是の返答を猿山に返した。

松山「是非その罠道を学ばせてください!」
猿山「そう言ってもらえると思ってました!」

二カッと顔を綻ばせた猿山は、先ほど壺を運んできた時に持ってきた鈍色の腕輪を松山に差し出した。
不思議がりながら受け取ると、腕輪には"罠師"と彫り刻まれていた。

松山「罠師……? この腕輪は一体何なんです?」
猿山「それは罠道の門弟の証で……そうですね、空手の帯みたいなものです。
    その腕輪を嵌めれば、松山さんは罠を扱う技能が備わって、ダンジョンに潜む罠に掛かることがなくなります。
    腕輪は、罠を暑かった回数をカウントしていき、五十数えればその腕輪無しでも罠が扱えるようになるでしょう」

その時がくれば見習い卒業で、松山に罠を作成できる技術も備わり晴れて一人前の罠師になれるのだという。

猿山「それまでは罠を扱う場合には、この我意原道場で罠を購入していってください」
松山「(なるほどそれが道場代ってことかな)わ、わかりました!」
猿山「もし良ければ、罠を使った模擬戦でも試していきませんか? 実戦派というなら強くは勧めませんが」



0ch BBS 2007-01-24