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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】
[675]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2009/12/06(日) 23:50:19 ID:???
D とくに話はなく、謝罪だけ頼んでおく
松山「話すのは、また今度に。 四季映姫さんには、俺から謝ってたって伝えておいてください」
我意原「承知したぞ。話が終わり次第、わしの口から伝えておいてやろう」
快く受けてくれた我意原の厚意に感謝しつつ(壁爆破のことは綺麗に忘れ去った)
松山が道場から外へ飛び出ていったのと、ほぼ同時に我意原の元へ猿山がやってきた。
我意原「猿山ではないか。呼びに行く手間が省けたぞ」
好々爺の笑いを浮かべながら、我意原は猿山の肩に(逃さじと)ポンと皺の目立つ手を置くと、耳そばに語りかけた。
我意原「実は茶の間に、それは地獄に仏と見紛うばかりの可愛らしい女子がおってな。
猿山に是非会って、地獄の業火に焼かれんばかりの情熱的な話をしたいと申してるのじゃ」
猿山「!!!!! ほ、本当ですか!? もしかして私だけの春告精がついにやってきたんですね!?」
おうとも彼女の話は最後まで聞くのだぞと、我意原は目を細め親指立てて笑顔で、猿山を茶室へ送り出した。
これであとは数時間後にでも、四季映姫様が帰られる時に先の話を耳に入れればオールオッケーである。
我意原は、今日も道に迷う若者達を導いたことに大変満足しつつ、陶磁器の焼成を行う為、竈へ足を運んだ。
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0ch BBS 2007-01-24