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【孫康映雪】キャプテン松山17【思わぬ壁】


[796]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/10(木) 17:43:05 ID:???

C 「不相応とか無駄とか……そんなことわかるもんか!」


松山「不相応とか無駄とか……そんなことわかるもんか!」

一度向き直って、口火を切ると、後は堰を切ったように言葉が溢れ出た。
抑制はせず、勢いつけて早苗に熱の篭もった反論をする。

松山「何と言われようと俺は誓ったんだ……必ずスーパーシューティングプレイヤーになってみせるって!
    それにチームメンバーだって集まりつつあるんだ。ここで別の道へ行くなんて――皆への裏切りになる!」
早苗「……そう思ってるのは、松山君だけじゃないんですか?」
松山「何っ!?」

松山は、双眸から、噛み合せた歯から火花が散る勢いで
対して早苗は冷めていく。喚く幼子にひたすら道理を説いて諭そうとするように。

早苗「忘れていませんか? 松山君は一度前言を翻してるんですよ?
    信仰を集めると約束したのに、最強を目指す夢なんかに鞍替えして……そんな人に神様が微笑むものですか!」
松山「俺は……優勝を残した!」
早苗「思い上がらないでください!」

カウンターテーブルを諸手で叩いて、早苗が身を乗り出して一気に語勢を強めた。
今度は松山が押し黙る番。さっきより言葉が強いが、あくまで早苗は生真面目に弁論を重ねた。

早苗「守矢イーグルスが、松山君抜きで優勝を果たせたとは言いません。
    だけど優勝はみんなの力があったから成し得たんです。松山君一人の力でそれができたと?
    しかもその時より実力が上がっている私達に一人で挑むなんて、不相応や無駄以外に何と言えばいいんですか?」
松山「……」



0ch BBS 2007-01-24