※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【復讐の】幻想のポイズン20【さとりん】


[177]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/11/28(土) 17:40:52 ID:???
五十日目 金曜日 朝

翌日、反町は重い瞼を擦りながら大きな欠伸を一つして起床した。
昨日ほぼ半日を練習に費やした為か、体の節々はまだ痛く。
完全に回復できたとはとても言い難い。
明らかに試合に支障の出るレベルの疲労感が体を覆っているが……。

反町(ドライブシュートを身につける為だったんだ、仕方が無い……)

ゴキゴキ、と肩の凝りを解しながら着替えを済ませ顔を洗い、居間へと向かう反町。
居間には反町を除いたオータムスカイズメンバーがほぼ全て揃っており……。
そんな中で唯一、妹紅だけは既に出かける準備をしている。
今日は金曜日――妹紅がミスティアの屋台などに竹炭を搬入する日。
その為、朝から晩まで妹紅は今日働きまわる事になっており、試合には出場が出来ないのである。

妹紅「……行ってくるよ」
反町「はい。 ……試合は任せてください!」

どこか落ち込んだ様子で仕事に向かう妹紅。
それを見送った後、反町達は揃って朝食を取り始める。
しかし、やはりとも言うべきか朝食のムードもいつもに比べて重々しい。

反町(やっぱり、それだけ緊張しているんだろうな……。
   今日の試合は、ただ勝つっていうだけじゃ駄目なんだし……)
チルノ「あー! コルァ!! あたいのバナナ返せ!!」
サンタナ「早い者勝ちよ! バーカ! バーカ!!」
チルノ「ムキーッ!! 何をー! 馬鹿って言った方が馬鹿なんだぞ、この馬鹿!!」
反町(……こいつらはいつも通りだなぁ)


0ch BBS 2007-01-24