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【復讐の】幻想のポイズン20【さとりん】


[442]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/11/30(月) 21:11:59 ID:???
一方その頃、観客席ではパチュリーが興味深そうな顔をして反町を見つめ……三杉は複雑そうな表情を浮かべている。
美鈴はただただ凄いですねぇと純粋に反町のシュートを褒め、小悪魔もそれに同意。
咲夜はそれを見ながら溜息を吐きつつ、肩を竦めている。

咲夜「……あんなシュートを打てるような人物でしたか?」
パチュリー「いえ……少なくとも、前まではただキック力が強いだけのFWだったわ。 ……正直、計算外ね」

ポイゾナスドライブを取得し、ダイレクトシュートだけでなくミドルにも強くなった反町。
FWとしての能力は、既に幻想郷でもトップクラスであろう。
今ならば萃香からゴールを奪うのも、そう難しい話ではない筈である。

パチュリー「フィジカルの弱さは恐らく変わってないだろうけど、それを補って余りある長所ね。
      点を取るという能力1点だけを見れば、まず彼は幻想郷でもトップクラス。
      ……ある意味、合理的とも言えるわ」
三杉「…………」

ボールを貰いさえすれば、まず点を取れるシューター。
ディフェンスも粒ぞろいなオータムスカイズにおいては、何でもこなす必要性は無く。
それならば確かに反町のように特化させた選手も悪くは無いと頷くパチュリー。
一方で三杉は未だ複雑そうな表情でフィールドに立つ反町を見ている。

三杉(……ドライブシュート。 まさか、反町が打てるようになるとは……思っていなかった。
   翼君でさえ習得に難儀をしていた筈のシュートを、彼が打てるとは……。
   ……時間が彼を変えたのか、環境が彼を変えたのか、それとも才能があったのか……。
   ……何れにせよ、今の僕が彼に劣っているのは明白だな)


0ch BBS 2007-01-24