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【復讐の】幻想のポイズン20【さとりん】


[876]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/05(土) 21:46:32 ID:???
さとり(舐められているのか……それとも、破れかぶれなのか……。 とにかく、そう簡単にゴールはさせません!)

アーマータイガーたちを飛び越え、降下してくるボールに合わせてキャッチングを試みるさとり。
幾ら威力があろうと、軌道は一度見たものであるし距離があまりにも離れすぎている。
キャッチングで十分だと判断し、そのまま飛び上がろうとしたのだが……。

ガインッ!!

さとり「え……?」
アーマータイガー「おお!?」

ボールはさとりが触れる間もなく、ゴールバーに直撃。
得点か!?と沸き立っていた観客達は一様に落胆し、さとり達もホッと胸を撫で下ろそうとするが……。
その瞬間、さとりの第三の目に聞こえてきたのは「ここだ、ここで決めるんだ!」との声。
慌ててそちらへと振り向けば……。
なんとそこにはマントを羽ばたかせながら飛び上がる、オータムスカイズのエースストライカーの姿があった。

リグル「私の時代が来たァァァ!」
さとり「なっ……!?」

ゾンビ妖精たちがマークにつく間もなく、一気にゴール前へと駆け込んできたリグル。
当然ながらDF陣、そしてGKであるさとりはどうしてここにいきなり現れたのかと驚くが。
リグルはそんな事は気にせず、空中で姿勢を制御しながら跳ね返ったボールに合わせる。
それを見ながら守備寄りの位置に下がっていた幽香は懸命に上がりつつ、内心で祈る。

幽香(リグル、フォローは出来ないわ……ここで決めなさい! エースでしょう!?)


0ch BBS 2007-01-24