※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[351]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/13(日) 09:47:20 ID:7VUZCYmR
その頃三杉はホテルに備え付けのジムの中でゆっくりとストレッチをしていた。
森崎が施すハードなトレーニングを100%活かしきるには
体に疲れを残さず怪我のリスクを極力減らす事が最優先だと判断したのである。

三杉「(ふう…これ位で良いかな。心臓が丈夫になっても、体が自動的に丈夫になる訳じゃない。
分かってはいたけれど、難儀な物だね。彼らが羨ましい物だ)」

一段落ついて三杉は汗を拭きながらジムの反対側を見る。彼の視線の先では
日向、若島津、次藤の3人が立派な筋肉を震わせて見るからに疲れそうな筋トレを黙々と行っていた。

日向「(クソッ…クソッ…クソッ…俺がこのまま終わる訳ねえ…終わって堪るか…!)」

若島津「(残酷な現実を思い知ったのなら…更なる力をつけるだけだ!)」

次藤「(サッカーはごつかのう…いくら強くなっても更に上がいるけん、何時までも努力せんば)」

三杉「(鬼気迫る顔とはこういう物だね。まああの3人ならやり過ぎても心配ない超人だ。他の皆は…)」

三杉は続いて窓の外の練習場に視線を向けた。証明に照らされたグラウンドで
ある者はひたすら走り、ある者は地味な練習を繰り返し、ある者はボールを前にじっと考え込んでいた。

三杉「(大丈夫かな?とは言え怪我人が出たとしても残りの者が体調管理に励む様になるだろうから問題は無いか)」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24