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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】
[353]2 ◆vD5srW.8hU
:2009/12/13(日) 09:47:53 ID:7VUZCYmR
合宿4日目の午前練習は3日目のメニューと全く同じだった。
違う所は昨日は見守るだけだった見上が次々とダメ出しを行い、競争を煽るかの如く頻繁にメンバー交代を指示した事。
選手達が昨日より更に殺気立った雰囲気で練習に励み、交代させられて休憩中の時も忙しなく動き続けていた事。
そして昨日のウルグアイユース乱入事件で失望したのか練習を見に来たギャラリーの数が明らかに減っていた事だった。
見上「住友くん、どうだったかね?」
住友「はい、幸いにも大手の新聞やスポーツ雑誌では昨日の事件は取り扱われなかった様です。
一部のゴシップ日刊などは怪情報として書いた様ですが、小さい記事でした」
見上「そうか…日本のサッカー人気の低さに感謝する羽目になるとは皮肉な物だ」
住友「全くです。ただし情報自体は流れていますから、これでジャパンカップでウルグアイユースに惨敗などしたら…」
見上「格好の餌食になってしまうだろうな。片桐兄妹に根回しを頼むか」
住友「…やるせないですね」
見上「それが我々の仕事だ」
その日の昼食もやはり和やかな雰囲気ではなかった。
昨日の午前に比べればマシな動きになっていたと言う自負が選手達の中に生まれ、
それがマシ程度では全然足りないと言う自覚に直結し彼らを苦しませ続けていた。
ここで迂闊に動くのは良くないと判断した森崎はプレッシャーがかかっていない三杉と葵の二人と食事を取っていた。
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0ch BBS 2007-01-24