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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】
[414]2 ◆vD5srW.8hU
:2009/12/18(金) 01:07:05 ID:2Y+tBckQ
そして大して会話をする暇も無く、若林は一度出入りした入国ゲートの方に戻っていった。
後に残されたサンパウロFC一行はポカンとするばかりだった。
マウリシオ「な、なんだったんだろう今のは」
ドトール「監督。監督は奴を知っているのですか?」
ロベルト「ああ…あいつはちょうど翼がサンパウロの入団テストを受けていた時期に
ウチを含むブラジルのあちこちのクラブチームに売り込みをかけていた東ドイツ人でな。
実力はかなりの物だったが、態度は見ての通りだ。結局何処にも受け入れられずに
西ドイツに帰ったと聞いていたが、まさかハンブルガーSVに所属していたとは…」
翼「…なるほど。若林くんが言っていた逆恨みとはその事ですか」
アマラウ「本当にただの逆恨みじゃないですか。あいつを入団させなかったのは正解だぜ」
ドトール「そもそも逆恨みなど我が身を振り返ろうとしない者の行為だからな」
マウリシオ「やだなー、あんなのがジャパンカップに出てくるの?さっさと他のチームにやられて欲しいッス」
翼「………」
サンパウロFCとハンブルガーSV、ウルグアイユースに数日遅れて日本到着。
彼らはこれからジャパンカップに備えコンディション調整を始める。
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0ch BBS 2007-01-24