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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[438]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/19(土) 22:05:25 ID:2qvOeyPT
新田「しょうがないですよ。俺も気持ちは同じですから」

葵「新田くんまで…」

苦笑しながら松山を宥める新田の言葉に葵は更にショックを受け項垂れながら座りなおした。
それを見た山森はしばし目を瞑り言葉を選んでから再び口を開いた。

山森「確かにこの世代の日本代表はとてもじゃないけど和やかな雰囲気とは言えない。
森崎さんと日向さんの対立は誰の目にも明らかだし、仲が良い相手同士でも衝突が起きる。
三杉さんみたいに頭が良すぎて何を考えているか分からなくて怖い人も居る。
それどころかキャプテン候補になる様な人は例外なく誰かから恨みを買っている。
この合宿には参加していない翼さんや若林さんも含めてね」

葵「あの翼さんまで!?とても信じられないよ!」

新田「ところがあるんだな、これが。あの人は天才肌だからな、天才じゃない人から恨みを買いやすい」

葵「そんなの…そんなのただの妬みじゃないか!山森くんも新田くんも俺を妬んでいたって言うのかよ!」

松山「あ、葵…」

葵「そんなので…どうやってチームが一つになれるって言うんだよ!」

次第に激昂してきた葵がポロポロと涙を零し山森と新田を糾弾する。
それに対し山森は再び目を瞑り静かに語った。

山森「確かに…Jrユースの頃から何回もチームは分裂しかけた。チームワークや戦術が乱された事もある」

葵「だったら!」

山森「だけどチーム内の争いで個人の能力が増して行ったのも事実なんだ」

葵「…へっ?」


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