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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[443]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/19(土) 22:11:51 ID:2qvOeyPT
松山「山森!どうしたんだよ今日は、お前らしくないぞ!」

何時に無く冷たい態度を取る山森に葵は恐怖に似た視線を抱き、松山が驚きと共にたしなめる。
それでも口をへの字に結ぶ山森に新田は苦笑いを抑えられなかった。

新田「まさか俺がこんな役割に回るなんてな…山森に言いたい事を全部先に言われちまった。
けどな葵、山森がこんな事言うのはお前にそれだけ期待しているからでもあるんだぜ」

葵「俺に…」

新田「厳しい事言っているけど、大丈夫。お前の事を嫌っている訳じゃないし、
いざ試合になったらお前と素晴らしい連携をしてみせるだろうさ。山森はそういう奴だ」

山森「………」

新田の解説に恥ずかしくなったのか山森はそっぽを向いて再び湯を被った。
同年代の二人の様子に葵は段々と気が晴れた表情になっていく。

葵「…なんか頭グチャグチャで分かんなくなってきたけど…」

新田「けど?」

葵「俺…とにかく頑張るよ。試合に出られたら全力でプレイする!それが俺が全日本ユースに出来る一番だから」

山森「…試合に出たら全力でプレイするなんて当たり前だろ」

葵「あうっ」

松山「山森、お前な…はあ」

新田「(俺は山森にここまで特別視してもらえるお前が羨ましいよ、葵)」


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