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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】
[505]2 ◆vD5srW.8hU
:2009/12/22(火) 15:35:30 ID:TzHxxsxt
賀茂「しっかしまあ、偵察とは言え一国の王子がセキュリティもつけないでこんな所に…
そりゃあ貴賓室を貸してくれって言ったら日本サッカー協会にバレちまうだろうけどよ」
片桐「全くですね。もし何かあったらこっちにも迷惑がかかるのを考えてもらいたい物です。それにしても…
やはりアジアの強豪がこぞって見に来ていますね。この分だとクウェートやイラクの選手まで来ていてもおかしくないですね」
賀茂「アジアの連中はこれ以上見かけなかったが、代わりにもっと面白い奴を見かけたぜ」
片桐「ほう?誰ですか?」
賀茂「貸せ、こっちだ…よし、見て驚けよ」
片桐「…こ、これは!」
片桐は初めて驚愕した。隠す気も起きない程の衝撃をもたらす人物が双眼鏡に映ったのだ。
片桐「何故彼がここに…!しかもフライハイトまで!」
賀茂「分からん。あえて予想するならオフシーズン中にケガをしてクラブに休めって命令されたとかじゃねーか?」
片桐をこれ程まで狼狽させたのは二人の金髪の青年だった。
一人は前髪を長く伸ばしており、その下から覗く目が実際以上にギョロリとした印象を与えている。
女性が見れば十人中十人が髪を切る事を薦めるであろう程の男前なのだが、
ニコリともしない表情もあってどうしても不気味さが拭えない彼の名はジークムント・フライハイト。
西ドイツのブンデスリーガの名門クラブ、バイエルンの一軍に所属する東ドイツ人である。
そして彼の隣で威風堂々と腕を組んでいるのは逞しく成長したカール・ハインツ・シュナイダーその人以外の誰でもなかった。
片桐「参りましたね…まさかここまで厳重に見張られているとは」
賀茂「仕方ないぜ。あいつにとってハンブルグは古巣だし、それ以上に全日本は借りがある宿敵だ」
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0ch BBS 2007-01-24