※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[70]2 ◆vD5srW.8hU :2009/11/30(月) 23:00:28 ID:pjTM9gq0
三杉はみせつける様にゆっくりとポケットに手を出し入れし、中から破れた二枚の紙を取り出した。
そして弥生の瞳がますます潤むのをじっくりと鑑賞しつつ広げたそれに書かれていたのは以下の文字だった。

『すしおだ 特上一人前(15000円)すし券 〜静岡一の若手職人が握ります!〜』

弥生「ああああ〜…バイトして、頑張って、買ったのに…」

三杉「うん、それはとても嬉しいんだ。こうやって大事な物を踏みにじられる弥生の可愛い顔も見れるしね」

弥生「ひぅうう…」

何処か恍惚とした目つきになり、頬を染め、膝が笑い始める弥生。
すかさず三杉は彼女の腰を手で支えゆっくりと顔を近づけていった。

三杉「でもね、弥生…一人前が三万円以下の寿司なんて、寿司とは言わないんだよ?」

弥生「はうっ…!」

三杉「落ちぶれたとは言え、僕もそれなりの家柄の者だ。それが分かっていながら
買ってきたのはワザとだろう?弥生は僕にお仕置きされたかったんだろう…?」

弥生「あ、あ、あ、あ………」

そして二人の唇が後少しで重なりそうになった時…

ボトッ。

三杉の後ろで何かが落ちる音が響いた。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24