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【井の中の虎】キャプテン森崎34【大海を知らず】


[78]2 ◆vD5srW.8hU :2009/12/01(火) 20:07:40 ID:bMhN2DVd
石崎「み、岬…」

岬「何より…無駄だなんて言ったら、この3年間僕達を応援し続けてくれた人たち。
特に今控え室で僕達を待っていてくれているマネージャー達の気持ちまで無駄にしてしまう…」

共感だけでは現実は否定できない。正論だけでは後悔は解消できない。
それなら感情で相手の傷を癒しつつ理屈で相手の良心の逃げ道を作れば良い。
こうすれば偽善や奇麗事だと反発される事無く相手に”良い人”と無意識のレベルで刷り込まれる。

岬太郎の決して口には出せない持論の一つである。

井沢「そう…だな。準優勝じゃ意味がないなんて言っちゃ、他のチームの存在を否定しちゃうもんな」

滝「結果は残念だったけど、俺達は全力でやった。それだけは確かなんだ」

来生「ここは日向に華を持たせてやるが、全日本ユースでは俺がエースストライカーだぜ!」

高杉「胸を張ってとは行かないけど、頭をしっかり上げて帰るか!」

新田「(そうだ…俺は若島津さんからゴールを奪ったじゃないか!俺のやってきた事は無駄じゃなかったんだ!)」

山森「(すごいなあ岬さん。本当は本人が一番悔しいだろうに、皆をあっと言う間に慰めちゃった)」

誰もが重苦しい雰囲気を拭いたかった。だから誰もが岬が示した空元気に同調した。

中山「………(確かに南葛としてはそれでいいかも知れない。でも、俺は…)」

唯一中山だけは項垂れたまま言葉を発せられなかったが。


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0ch BBS 2007-01-24