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【遥かなる旅路】キャプテンアモロ18【さらば友よ】
[379]キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig
:2010/01/04(月) 22:17:48 ID:WTSIEElo
多少の例外を除き、チームメイトは口々にアモロ達を引き止める。
そんな彼らを振り切ることができず、アモロは今日のところは留まることにした。
アモロ「そうだな、みんながそうまで言ってくれるのなら出発は明日にしよう」
双六「よし、それじゃ今夜はお別れ会じゃ! 祝勝会もかねてど派手に行くゾイ!」
一同「おうー!」
――そしてその晩、亀のゲーム屋にてアモロ達のお別れパーティーが開かれた。
日之出食堂特製の
霜降りカルビ
に舌鼓をうちつつ、一同は歓談を楽しんだ。
誰かの話が途切れれば誰かがその後を継ぎ、その話が途切れればまた次へ。
別れの時が間近に迫った寂しさを紛らわそうと、皆が場を盛り上げようと奮闘していた。
そんな時間が永遠に続けば、と願った者も多かったろう。
しかし時間も体力も有限であり、ひとりまたひとりと力尽きたように寝入っていく。
そして最後のひとり、ボッシが大の字になっていびきをかきはじめ……
覚醒している人間はアモロだけとなった。
アモロ「月がきれいだなあ」
窓の外から満月が見えていた。
一旦は布団に入ろうかとも思ったが、どうにも目が冴えて眠くない。
このまま朝まで起きているのも一興かとぼんやりと考えていた時、遠慮がちに襖を開ける音が聞こえた。
アモロ「おう、犬か」
現れたのはホーリーエルフであった。
今夜のお別れ会で、ホーリーエルフはなぜか裏方に徹し、誰ともロクに話さず、黙々と仕事をこなしていた。
広間で潰れているチームメイトたちに薄出のタオルをかけてやりながら、
ホーリーエルフは小声でアモロに話しかけた。
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0ch BBS 2007-01-24