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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[130]キャプ森ロワ:2010/01/16(土) 23:10:03 ID:???
ジョアン「何をバカな事を…頑張ってるからじゃと?そんな理由で…ならば…お前…お前はどうじゃ?
カール・ハインツ・シュナイダー。お前はスウェーデンやブラジルに惨敗を喫す自分で許せるのか?」
森崎の言葉を受けたジョアンは信じられないと言った風であからさまに狼狽を見せながら森崎から目を逸らし
今度はシュナイダーに質問する。ジョアンが言っているのは並行世界でのワールドユースの事で優勝候補筆頭と言われながらも、
スウェーデン、ブラジルに惨敗と言ってもいい内容で敗れ去ったドイツの事を持ち出していた。
その質問にシュナイダーは眉を若干顰めながら、

シュナイダー「許せない?何が許せない事があるものか。スウェーデンやブラジルに負けたのは別の世界であって
俺ではないし、サッカーは強い者が勝つんじゃない…勝った者が強いんだ。あの世界のドイツが負けたのは単純に
スウェーデンやブラジルの方が強かったと言う事に過ぎん」
ジョアンの質問を一蹴する。

森崎(こ、こいつ…俺があんだけ悩んだのに…ずいぶんあっさりと…)
シュナイダーのその揺ぎ無い確固たる意思を見せ付けられ、内心舌を巻く森崎だったが、これはシュナイダー、ピエールと
森崎とでは置かれている立場の違いと言うのも考慮すべきだろう。シュナイダー、ピエールは森崎と違って並行世界でも
世界トップクラスの実力の持ち主で、森崎程己とのギャップが少ないと言う事もショックが比較的小さい理由と言える。

ヤン(ま、シュナイダーならそう答えるだろうな…そして彼もきっとこんな感じなんだろう…)
そしてヤンはシュナイダーの覇気に彼と同じ金髪で、自分の世界の全てをその手に掴もうとしている天才を思い浮かべる。

シュナイダー「まぁただ許せない事があるとすれば…それは俺のライバルがワカバヤシになっているという所だな…
少なくとも俺のライバルは違うからな」
そこでチラリと己のライバルの方を見る。見られたライバルの方はというと何となく恥ずかしくなったらしく
目を逸らして、頬を掻いていたりする。


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0ch BBS 2007-01-24